Our technology
私たちの技術
APRIについて
APRIは Airtight(機密)、Proof(防水)、Reflect(遮熱)、Insulation(断熱)を一枚のシートを施行するだけで同時に全てを賄うことができる画期的な超薄型高性能遮熱シートです。
アプリは当初、NASAの宇宙開発産業から生まれた商品で、宇宙船や宇宙服の反射絶縁材料として開発されたものを、住宅用遮熱材へ改良した商品です。
ポリスチレンやポリエチレンの両面をアルミで被覆し輻射熱の97%程度を反射・遮熱することで、住宅用の断熱材(遮熱材)として使用されています。
屋外の熱は反射・遮熱により建物内にいれないばかりか、今まで外部に漏れたり、または建材によって吸収されていた室内側の熱も内部側に反射することで室内の保温性が非常に高まります。
これは、電気ポットの内部をアルミ等にすることにより、お湯の熱を内部に反射させ、保温性をよくするのと同じことで室内環境を快適にするためには非常に大切なことで、いままでの断熱材ではなかった特徴です。
熱移動の基本知識
すべての熱は対流・伝導・輻射の3つの要素で移動します。これを熱移動の三要素といいます。の熱移動の割合は上下左右を平均すると対流熱15%・伝導熱10%・輻射熱75%ということをご存じでしょうか。
以前はビルや住宅空間での熱損失のほとんどは、熱伝導と対流によるものと考えられていましたが、1920年より輻射熱についての考え方が体系化され、ペンシルバニア州立大学・オークリッジ国立研究所の報告では、ほとんどの熱の損失・移動は輻射熱によるもので、その量はすべての熱の移動を100とした場合のうちの75%を占めるとの報告があり、現在では諸研究機関の統一見解となっています。
熱損失のほとんどが熱伝導と対流によって起こるのではなく、輻射熱によるものだとすると、厚い断熱材を使用したり、熱伝導率の低い材料を使用するだけでは熱の損失を防ぐ事は出来ないという事になります。結果 室内空間の快適さを生み出すことは出来ません。
しかしながら、国内では、長年「土塗り壁工法」が存在し、高吸湿放湿作用が快適環境を与えるとの考え方から輻射熱に対する考え方が遅れているようです。
建築業者様の経営者をはじめ、それに携わっているほとんどの方々は、良い建物・良い住宅を造り、お客様に喜んでいただこうと日々たゆまない努力をなさっている事と思います。
しかしながら、断熱のことで考えると全ての熱移動のわずか10%ていどの伝導熱を防ぐことに一生懸命なだけで、残りの熱の損失はほとんと考えないばかりか、知らないというのが現状です。
実験結果
・熱反射の検証
アルミの溶解点は約660℃ですが、APRIを800℃で20分間照射しても、形状変化なし。APRIは表面がアルミ箔でできています。この結果はアルミの表面が熱を反射し続けた結果です。
・熱い熱に対する検証
APRI 6mmと高性能フェノール樹脂断熱材50mmを一定量のボックスに施行。235℃の熱放射実験。4時間後フェノール断熱材のボックスは28.2℃、表円温度58℃。それに対してAPRIボックスは24.9℃で表面温度も25℃を維持。これは熱を吸収せず、反射していることがわかります。
・冷たい熱に対する検証
ペットボトルの水を一20℃の冷蔵庫に入れた場合、ポリスチレン断熱材3種45mmで容器を作り、その中に入れた状態で18 時間後には水温 ー20℃。一方 APRIで包んだ状態では19 時間後でもー1.9℃を維持。冷たい熱も反射している事が解ります。熱の移動は絶対温度ー273℃まで発生し続けます。
また、これを住宅で考えた場合、外気温-20℃の時、ポリスチレン断熱材3種45mmで断熱した住宅は18時間後には室内も-20℃になってしまい、無断熱の住宅と同じになってしまいます。
今までの断熱材は、断熱材自体が熱を吸収することにより反対側に熱を伝えにくくする性質の為、長時間での使用では吸収できる熱エネルギーの量が限られてきます。また、より高い断熱性能を必要とした場合には厚みが必要になります。
しかし、建物で使用するその厚みには限界があり、充填断熱工法の場合は、柱の太さ以上の断熱材を入れる事は通常出来ませんし、外張り断熱工法の場合でも、外装材の支持力や仕上げの関係で、いくらでも厚い断熱材を使うという訳にはいかず、その厚みによって、サッシ取り付けの為のふかし ・ サッシの内側窓枠•土台水切り、屋根に施工した場合は、破風板等の施工にも影響し、外断熱工法でのコストアップの原因となっています。
・他社遮熱シート バブルポリエチレン製品との比較
元来、アプリは、バブルポリエチレン製(梱包等でよく使う通称プチプチ)の商品を参考に製造していました。
しかし、バブルポリエチレン内部の対流や伝導がある為、長時間での使用に対しては、疑問をもっていました。また、施工の際、タッカーで留める際や 胴縁を固定する際の釘やビスが、躯体に貫通する事で、当然バブルポリエチレンが潰れてしまい、屋外側と屋内側のアルミ箔層が接触しまう事で、外側の熱が内側に、又はその逆方向での熱伝導を起こしてしまい、性能を充分に発揮されない場合がありました。
弊社では、同じボックスを使い、何回か同じ実験を行いましたが、性能を充分発揮する場合と、そうでもない場合とが計測されています。
これは、タッカーや釘・ビスを強く締めてしまうと、屋外側と屋内側のアルミ箔層が接触しまう事で、測定数値にバラッキが見られるようです。その釘やビスの締め付け方を相当注意すれば良いのですが、現場では、なかなかそういう訳にもいかないのが現状で、せっかく遮熱材を使用した住宅で、充分性能を発揮しないばかりか、壁内結露の原因を作ることもあります。
上記のような不都合を解消したのが、アプリです。
バブルポリエチレン層のように、貫通しても完全には潰れない複層構造とすることで、多少の施工のバラッキに対しても、充分な性能を発揮することが可能になりました。また、今まではジョイント部分を突付けで、専用テープを貼付する施工方法でしたが、遮熱シートの両端を、相ジャクリ加工を施す事で、 50mmの重ね合わせ部分が、出来るようになりました。その結果、防水機能を有する事で、透湿防水シート等が不要になり、全体のコストを抑え、エ期も短縮することが可能になりました。
〒125-0062 東京都葛飾区青戸5-25-10 1F
FAX:03 - 3602 - 2900
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Copyright © Ogawa Kensetsu All Rights Reserved
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APRIは Airtight(機密)、Proof(防水)、Reflect(遮熱)、Insulation(断熱)を一枚のシートを施行するだけで同時に全てを賄うことができる画期的な超薄型高性能遮熱シートです。
アプリは当初、NASAの宇宙開発産業から生まれた商品で、宇宙船や宇宙服の反射絶縁材料として開発されたものを、住宅用遮熱材へ改良した商品です。
ポリスチレンやポリエチレンの両面をアルミで被覆し輻射熱の97%程度を反射・遮熱することで、住宅用の断熱材(遮熱材)として使用されています。
屋外の熱は反射・遮熱により建物内にいれないばかりか、今まで外部に漏れたり、または建材によって吸収されていた室内側の熱も内部側に反射することで室内の保温性が非常に高まります。
これは、電気ポットの内部をアルミ等にすることにより、お湯の熱を内部に反射させ、保温性をよくするのと同じことで室内環境を快適にするためには非常に大切なことで、いままでの断熱材ではなかった特徴です。
熱移動の基本知識
すべての熱は対流・伝導・輻射の3つの要素で移動します。これを熱移動の三要素といいます。の熱移動の割合は上下左右を平均すると対流熱15%・伝導熱10%・輻射熱75%ということをご存じでしょうか。
以前はビルや住宅空間での熱損失のほとんどは、熱伝導と対流によるものと考えられていましたが、1920年より輻射熱についての考え方が体系化され、ペンシルバニア州立大学・オークリッジ国立研究所の報告では、ほとんどの熱の損失・移動は輻射熱によるもので、その量はすべての熱の移動を100とした場合のうちの75%を占めるとの報告があり、現在では諸研究機関の統一見解となっています。
熱損失のほとんどが熱伝導と対流によって起こるのではなく、輻射熱によるものだとすると、厚い断熱材を使用したり、熱伝導率の低い材料を使用するだけでは熱の損失を防ぐ事は出来ないという事になります。結果 室内空間の快適さを生み出すことは出来ません。
しかしながら、国内では、長年「土塗り壁工法」が存在し、高吸湿放湿作用が快適環境を与えるとの考え方から輻射熱に対する考え方が遅れているようです。
建築業者様の経営者をはじめ、それに携わっているほとんどの方々は、良い建物・良い住宅を造り、お客様に喜んでいただこうと日々たゆまない努力をなさっている事と思います。
しかしながら、断熱のことで考えると全ての熱移動のわずか10%ていどの伝導熱を防ぐことに一生懸命なだけで、残りの熱の損失はほとんと考えないばかりか、知らないというのが現状です。
実験結果
・熱反射の検証
アルミの溶解点は約660℃ですが、APRIを800℃で20分間照射しても、形状変化なし。APRIは表面がアルミ箔でできています。この結果はアルミの表面が熱を反射し続けた結果です。
・熱い熱に対する検証
APRI 6mmと高性能フェノール樹脂断熱材50mmを一定量のボックスに施行。235℃の熱放射実験。4時間後フェノール断熱材のボックスは28.2℃、表円温度58℃。それに対してAPRIボックスは24.9℃で表面温度も25℃を維持。これは熱を吸収せず、反射していることがわかります。
・冷たい熱に対する検証
ペットボトルの水を一20℃の冷蔵庫に入れた場合、ポリスチレン断熱材3種45mmで容器を作り、その中に入れた状態で18 時間後には水温 ー20℃。一方 APRIで包んだ状態では19 時間後でもー1.9℃を維持。冷たい熱も反射している事が解ります。熱の移動は絶対温度ー273℃まで発生し続けます。
また、これを住宅で考えた場合、外気温-20℃の時、ポリスチレン断熱材3種45mmで断熱した住宅は18時間後には室内も-20℃になってしまい、無断熱の住宅と同じになってしまいます。
今までの断熱材は、断熱材自体が熱を吸収することにより反対側に熱を伝えにくくする性質の為、長時間での使用では吸収できる熱エネルギーの量が限られてきます。また、より高い断熱性能を必要とした場合には厚みが必要になります。
しかし、建物で使用するその厚みには限界があり、充填断熱工法の場合は、柱の太さ以上の断熱材を入れる事は通常出来ませんし、外張り断熱工法の場合でも、外装材の支持力や仕上げの関係で、いくらでも厚い断熱材を使うという訳にはいかず、その厚みによって、サッシ取り付けの為のふかし ・ サッシの内側窓枠•土台水切り、屋根に施工した場合は、破風板等の施工にも影響し、外断熱工法でのコストアップの原因となっています。
・他社遮熱シート バブルポリエチレン製品との比較
元来、アプリは、バブルポリエチレン製(梱包等でよく使う通称プチプチ)の商品を参考に製造していました。
しかし、バブルポリエチレン内部の対流や伝導がある為、長時間での使用に対しては、疑問をもっていました。また、施工の際、タッカーで留める際や 胴縁を固定する際の釘やビスが、躯体に貫通する事で、当然バブルポリエチレンが潰れてしまい、屋外側と屋内側のアルミ箔層が接触しまう事で、外側の熱が内側に、又はその逆方向での熱伝導を起こしてしまい、性能を充分に発揮されない場合がありました。
弊社では、同じボックスを使い、何回か同じ実験を行いましたが、性能を充分発揮する場合と、そうでもない場合とが計測されています。
これは、タッカーや釘・ビスを強く締めてしまうと、屋外側と屋内側のアルミ箔層が接触しまう事で、測定数値にバラッキが見られるようです。その釘やビスの締め付け方を相当注意すれば良いのですが、現場では、なかなかそういう訳にもいかないのが現状で、せっかく遮熱材を使用した住宅で、充分性能を発揮しないばかりか、壁内結露の原因を作ることもあります。
上記のような不都合を解消したのが、アプリです。
バブルポリエチレン層のように、貫通しても完全には潰れない複層構造とすることで、多少の施工のバラッキに対しても、充分な性能を発揮することが可能になりました。また、今まではジョイント部分を突付けで、専用テープを貼付する施工方法でしたが、遮熱シートの両端を、相ジャクリ加工を施す事で、 50mmの重ね合わせ部分が、出来るようになりました。その結果、防水機能を有する事で、透湿防水シート等が不要になり、全体のコストを抑え、エ期も短縮することが可能になりました。
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